腹上死はなぜ起きる?突然死を招く医学的メカニズムと危険な前兆
腹上死はなぜ起きる?突然死を招く医学的メカニズムと危険な前兆に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
中高年のQOL向上に大きく貢献しているPDE-5阻害薬(シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィルなどのED治療薬)ですが、その使用法を誤ると致命的な結果を招きます。
ED治療薬そのものは、医師の適切な診断のもとで用法用量を守っていれば、極めて安全性の高い薬剤です。しかし、狭心症や心不全の治療で用いられる「硝酸薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど)」との併用は、添付文書上でも「併用禁忌(絶対に併用してはならない)」と明記されています。
どちらの薬剤も血管を拡張させて血圧を下げる作用を持っていますが、これらを同時に摂取すると相互作用によって血圧が危険なレベルまで暴落します。全身への血流が維持できなくなる「ショック状態」に陥り、心臓自体への血流も途絶えて心停止に至るのです。
特に危険視されているのが、正規の医療機関を受診せずに個人輸入代行サイトなどで入手した偽造ED薬の使用や、心疾患を隠して複数のクリニックから薬を処方してもらう行為です。また、危険ドラッグ(通称「ラッシュ」などの亜硝酸エステル類)との併用も同様の機序で即座に心停止を引き起こすため、絶対に使用してはなりません。