契約書の製本テープは白黒どっち?正しい貼り方と契印位置の全知識
契約書の製本テープは白黒どっち?正しい貼り方と契印位置の全知識に関する疑問を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
契約書の製本は見栄えの美しさが企業の信頼性に直結します。背表紙にシワが寄っていたり、端が曲がっていたりする契約書を送付することは、ビジネスマナー上好ましくありません。以下のステップに従って作業を進めることで、誰でも寸分の狂いもない製本を仕上げることが可能です。
まず最初に行うべきは、用紙の左端を正確に揃える作業です。揃えた書類を固定する際、ホッチキス留め方マナーとして、左端から約3〜5ミリの余白を持たせ、上下に均等な間隔で2箇所留めるのが標準です。針が斜めに刺さっていると製本テープを貼った際に突起となって膨らんでしまうため、用紙の端と完全に平行になるよう真っ直ぐ打ち込みます。針の裏側が平らに潰れる「フラットクリンチ機構」を搭載したステープラーを使用すると、背表紙の仕上がりが格段に美しくなります。
次に、綴じる枚数に応じた契約書製本テープサイズ幅の選定を行います。一般的なビジネス実務での目安は以下の通りです。
- 25mm幅:仕上がり用紙枚数が2枚〜30枚程度(通常の業務委託契約や秘密保持契約)
- 35mm幅:仕上がり用紙枚数が30枚〜70枚程度(分厚い基本合意書や複数別紙を含む契約書)
- 50mm幅:70枚を超える大規模な事業譲渡契約や設計仕様書の一括綴じ
適切な幅を選んだら、契約書の長辺(A4サイズであれば297mm)に対して、上下それぞれ約1.5cm〜2cmほど長く製本テープをカットします。この余長を確保することが、強固な契約書袋とじやり方の要となります。
貼り方の手順は、中央のスリット(剥離紙の切れ目)を活用します。まず片側の剥離紙だけを剥がし、契約書の表面(表紙側)に製本テープの約半分を貼り付けます。このとき、指の腹を使って中心から外側へ空気を押し出すように圧着させるのが、シワを防ぐコツです。
表側が固定できたら、残る半分の剥離紙を剥がしながら、書類の背(厚み部分)にしっかりとテープを沿わせ、裏表紙側へと巻き込むように倒して貼り合わせます。最後に、上下にはみ出させた余長部分の端にハサミでスリットを入れ、書類の背の内側へ折り込んでから余白を貼り合わせます。この「耳の巻き込み処理」を施すことで、ホッチキスの針が外部から完全に遮蔽され、紙の引き抜きによる改ざんを物理的に阻止できる構造が完成します。