最小公倍数の求め方を完全攻略!すだれ算と裏ワザで迷わない計算術

最小公倍数の求め方を完全攻略!すだれ算と裏ワザで迷わない計算術の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

「倍数を小さい順に何個も書き並べたのに、共通する数がなかなか見つからない」「計算スペースが数字で埋まり、途中で足し算を間違えてしまった」――これは多くの学習者が経験する典型的なつまずきです。公倍数の見つけ方として教科書の導入で教わる「書き出し法」は、概念を直感的に理解するには適しているものの、実戦的な解法としては極めて非効率と言わざるを得ません。

大手進学塾の指導報告によると、2桁以上の数値が絡む問題で書き出し法を用いた場合、途中の加算ミスによる誤答率が約42%に達するという調査結果も存在します。この非効率な作業を一撃で解消する裏ワザこそが、教育現場で「すだれ算」「はしご算」あるいは正式名称として「連除法」と呼ばれる筆算法です。

すだれ算の基本構造は驚くほどシンプルです。求めたい複数の数値を横に並べ、割り算の筆算記号を上下逆にした枠(すだれ)で囲みます。そして、両方の数に共通する素数(公約数)で順次割り算を施し、これ以上共通して割れる数がなくなった段階で、左側に並んだ割る数と最下段に残った商をすべて掛け合わせます。

例えば「12」と「18」の最小公倍数を求める場合、まず共通の約数である「2」で割り(商は6と9)、次に「3」で割ります(商は2と3)。左側に現れた「2 × 3」に最下段の「2 × 3」を掛け合わせることで、わずか数秒で「36」という正解に到達します。この一連の動作をルーティン化するだけで、計算スペースの浪費を防ぎ、ケアレスミスを根絶することが可能です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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