マンションは何年住める?寿命47年説の真相と限界築年数を見極める条件

マンションは何年住める?寿命47年説の真相と限界築年数を見極める条件についての真相を徹底解説します。

現在の中古市場で最も選択の分かれ道となるのが、「築50年マンションは何年住めるか」というテーマです。築50年前後の物件を検討する際、絶対に看過できないのが旧耐震基準と新耐震基準の違いです。

日本の耐震基準は、1981年(昭和56年)6月1日を境に大きく改定されました。1981年5月31日以前に建築確認を受けた「旧耐震基準」は、震度5強程度の揺れで倒壊しないことを基準としており、震度6強以上の大地震に対する安全性能は法的に担保されていません。一方、それ以降の「新耐震基準」は、震度6強から7クラスの大地震でも倒壊・崩壊せず、人命を損なわない構造が義務付けられています。

築50年を超える物件は、その大半が旧耐震基準下で建設されています。耐震診断を実施した結果、耐震改修促進法の基準を満たしていないと判定されても、数千万円から億円単位に及ぶ耐震補強費用を工面できず、危険を認識しながら放置されている物件が全国に散見されます。耐震基準の差異は居住の安全性だけでなく、住宅ローン控除の適用可否やフラット35の利用制限、地震保険料の割引率など、経済的な資産性にも決定的な格差を生み出しています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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