セメントとコンクリートの違いを徹底解説!モルタル比較とDiy失敗防止法

セメントとコンクリートの違いを徹底解説!モルタル比較とDiy失敗防止法の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

資材の選定や施工に関して、インターネット上の掲示板やSNSではいくつかの危険な誤解が流布されています。代表的な2つの盲点を是正しておきましょう。

誤解1:「頑丈にしたいからセメント粉末だけで穴を埋めるのが最強」

「砂や砂利を混ぜるのはコスト削減のかさ増しであり、セメント100%ペーストのほうが固くて強いはずだ」という誤った思い込みです。実際には、骨材(砂や砂利)が入っていないセメントペーストは、乾燥収縮率が桁違いに大きく、硬化の過程で網目状の無数の亀裂が入って自壊します。骨材は強度を担う骨組みであり、セメントはその骨組み同士を繋ぎ止める糊に過ぎません。厚みのある充填や補修にセメント単体を使うのは絶対に避けるべきです。

誤解2:「水をたっぷり入れて滑らかにしたほうが隙間まで行き渡って綺麗になる」

作業性を上げたい一心で水を過剰に加える行為は、コンクリート工学において「最悪の禁じ手」とされています。セメントの水和反応に本来必要な水量(理論的な水セメント比)は約25〜30%程度であり、作業性を考慮しても50〜60%が上限です。過剰な水分はすべて硬化後に蒸発して内部にスポンジ状のマイクロクラックや空隙を残し、最終的な圧縮強度を30%〜50%以上低下させます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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