星野源「アイデア」歌詞の意味と制作秘話|朝ドラ主題歌の深層を解剖
星野源「アイデア」歌詞の意味と制作秘話|朝ドラ主題歌の深層を解剖の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
『アイデア』は、2018年8月20日に星野源として初の「配信限定シングル」としてリリースされました。CDパッケージ全盛期のビジネスモデルから、グローバルなストリーミング・デジタルシフトへと舵を切る号砲となった点でも象徴的な作品です。
映像作家・関和亮が監督を務めたミュージックビデオ(MV)は、巨大な撮影スタジオの中に作られた巨大美術セットをカメラがワンカット風に縦横無尽に動き回る驚異的なスケールで撮影されました。総撮影時間およそ18時間、長岡亮介(Gt)、河村"カースケ"智康(Dr)、伊賀航(Ba)といった信頼厚いバンドメンバーが集結し、生演奏の熱量をそのまま映像化しています。
そして最大のサプライズとなったのが、盟友・三浦大知の振付提供と出演でした。2番のMPCパートで突如として繰り広げられるダンサーたちによるシャープなコレオグラフィーは、三浦大知の手によるものです。互いの音楽性と表現力を深くリスペクトし合う2人の信頼関係があったからこそ、ポップカルチャーの枠組みを拡張する奇跡的なコラボレーションが実現しました。
この『アイデア』で見せた音楽的野心とジャンルレスな実験精神は、同年末にリリースされ平成を代表する金字塔となった大名盤アルバム『POP VIRUS』の骨格となり、星野源を日本のトップランナーからさらに孤高の総合表現者へと押し上げることになりました。