早稲田大学教育学部の偏差値と難易度!穴場学科の罠と合否の分かれ目

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教育学部の実態を語る上で避けて通れないのが、キャンパスライフの現場感です。教育学部が拠点を置くのは、早稲田大学の心臓部である早稲田キャンパス(本キャン)です。しかし、正門から大隈銅像を通り過ぎ、最も奥まった一画に佇む「16号館」がその本拠地となっています。

在学生やOB・OGの手記、SNS上のコミュニティでは、親しみを込めて「チベット」と自虐的に形容されることがあります。最新鋭の設備を誇る3号館(政治経済学部)や11号館(商学部)のガラス張りの近代建築と比べ、16号館は昭和の趣を残す重厚かつ無機質な校舎であり、エレベーターの混雑や講義室の狭さがしばしば学生たちの話題に上ります。当時の在学生が残した手記には「他学部のピカピカの校舎を横目に、16号館の薄暗い階段を上るたびに、教育学部生としての妙な連帯感が生まれた」という述懐も見られます。

しかし、立地面の細かな不満とは裏腹に、出口戦略である就職先と評判に関しては、他学部と何ら変わらない極めて強固な実績を誇っています。ネット上では「教育学部に入ると学校の先生にしかなれないのではないか」という根強い誤解が存在しますが、実際の就職データを分析すると、教員就職者の割合は全体の約15%から20%程度に過ぎません。

残る8割以上の学生は、一般事業会社へ進路を取っています。三菱UFJ銀行や三井住友銀行をはじめとするメガバンク、東京海上日動火災保険、アクセンチュアや野村総合研究所などのコンサルティングファーム、さらにはキー局・大手出版社、NTTデータなどのIT大手まで、就職実績の顔ぶれは政治経済学部や法学部、商学部と遜色ありません。早稲田大学という巨大な校友会組織(稲門会)のブランド力とキャリアセンターのサポートは学部を問わず均等に享受できるため、「教育学部だから就職で不利になる」という言説は完全な虚構であると断言できます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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