20万ウォンは日本円で今いくら?激変する為替と損しない両替術
20万ウォンは日本円で今いくら?激変する為替と損しない両替術の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
ネットの口コミやSNSのショート動画では「韓国は完全キャッシュレス社会なので現金は一切不要」という言説が広く拡散されています。しかし、現地取材と渡航者の実情調査を進めると、この言説を鵜呑みにして現金を1ウォンも持たずに渡航した旅行者が、思わぬトラブルに直面するケースが頻発しています。
第一の盲点は、交通系ICカード(T-money)へのチャージ問題です。地下鉄駅の券売機で一般的なT-moneyカードへ現金をチャージする際、原則として「韓国ウォンの紙幣」しか受け付けません。クレジットカードや日本円を直接投入してチャージすることはできず、券売機前で途方に暮れる日本人観光客の姿が仁川空港やソウル駅で日常的に見られます。WOWPASSカードであれば内蔵されたT-money機能へアプリや専用機経由でチャージ可能な場合もありますが、残高管理が分離しているため混乱を招きがちです。
第二の落とし穴は、ローカル市場や屋台での支払いです。広蔵市場(クァンジャンシジャン)や南大門市場の屋台、地方都市の小規模露店では、カード決済端末を置いていなかったり、「現金払いで端数サービス」を提示されたりすることが日常茶飯事です。また、東大門のナイトショッピングビル(ミリオレやapM周辺)の問屋系店舗でも、現金決済(ウォン払い)を条件に大幅な卸値価格を提示される場面が少なくありません。
第三の罠は、店舗でのカード決済時に提示される「DCC(自国通貨建て決済)の誘惑」です。レジの決済端末で「KRW(韓国ウォン)」か「JPY(日本円)」の選択を迫られた際、見慣れた「日本円」を選んでしまうと、現地の加盟店契約会社が設定した割高な為替レート(3〜5%以上の隠れスプレッド)が上乗せされます。クレジットカード決済を利用する際は、必ず「現地通貨(KRW)建て」を選択するのが、無駄な為替手数料を排除する鉄則です。