漢文の返読文字とは?読み順のルールと必須一覧・覚え方を徹底解説

漢文の返読文字とは?読み順のルールと必須一覧・覚え方を徹底解説の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

返読文字を実際の短文の中でどのように処理するのか、返り点との組み合わせを追いながら確認していきます。

例文1:不読書(書を読まず)
「不」が返読文字、「読」が動詞、「書」が目的語です。
1. 最上段の「不」は返読文字なので飛ばします。
2. 「読」の下にレ点が付く、あるいは目的語「書」があるため、先に「書(を)」を読みます。
3. 次に「読(み)」を読みます。
4. 最後に飛ばしていた「不(ず)」に戻ります。
結果として「書を読まず」という正しい語順が完成します。

例文2:天下無双(天下に双(ならび)無し)
「無」が返読文字です。
1. 「天下(に)」を上から順に読みます。
2. 「無」は返読文字なので一度保留します。
3. 直下にある「双(ならび)」を先に発音します。
4. 「無(し)」へ返って文章を締めくくります。

例文3:使人行(人をして行かしむ)
「使」は使役の返読文字です。
1. 「使」を飛ばします。
2. 対象である「人(をして)」を読みます。
3. 動作である「行(かし)」を読みます。
4. 「使(む)」へ戻り、使役の文末を形成します。

このように、「一度通り過ぎてから下を片付け、文末として拾い上げる」というリズムを身体に染み込ませることが、返読文字をスムーズに読み解く最大の秘訣です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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