手のひらから夜空100Mへ!3号玉花火の値段・開花直径と尺玉の違い
手のひらから夜空100Mへ!3号玉花火の値段・開花直径と尺玉の違いの詳細解説をお届けします。役立つ情報が詰まっています。
上空で真円を描いて均一に広がる日本の花火は、世界でも最高峰の芸術品と称賛されます。3号玉の内部構造は、外見の素朴さからは想像がつかないほど精密です。
打揚花火の基本構造は、主に以下のパーツで構成されています。
- 玉皮(たまかわ):球状の容器。クラフト紙を何層も貼り重ねて強度を均一に保ち、火薬の圧力が極限まで高まった瞬間に全方位へ均等に破裂させます。
- 星(ほし):発色剤や金属粉を配合した直径数ミリ〜1センチほどの小さな火薬粒。これが燃焼しながら放射状に飛び散ることで光の軌跡を描きます。
- 割薬(わりやく):玉の中心に配置され、玉皮を破裂させて星を一気に遠方へ吹き飛ばすための爆薬。
- 導火線(時限導火線):打揚筒から射出され、最高到達点に達した瞬間に割薬へ着火するタイマーの役割を果たします。
- 打揚薬(リフトチャージ):玉の下部に取り付けられ、筒の底で爆発して玉本体を上空へと打ち出す推進火薬。
職人は、割薬を中心に均等な厚みで配置し、その周囲に「星」を隙間なく同心円状に並べる「込め(こめ)」と呼ばれる作業を手作業で行います。わずか数ミリのズレがあるだけで、上空でいびつな形に崩れてしまうため、3号玉のような小玉であっても一切の妥協が許されない職人技が凝縮されています。