Exile名曲『We Will』歌詞の真実!Shun作詞秘話と歌声の絆

Exile名曲『We Will』歌詞の真実!Shun作詞秘話と歌声の絆にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

『We Will ~あの場所で~』がEXILE 第一章 名曲 バラードの筆頭に挙げられる理由は、歌詞の文学性だけでなく、楽曲構造の緻密さにあります。本作のサウンドプロデュースを手掛けたのは、EXILEの初期代表曲を数多く生み出した名匠、EXILE We Will 作曲 原一博氏です。

音楽理論の観点からWe Will あの場所で コード進行を分析すると、J-POPの王道であるカノン進行の派生形をベースにしつつ、要所に切なさを倍増させるテンションコード(9thやsus4)が巧みに配置されていることがわかります。特にサビ直前で緊張感を極限まで高め、サビの頭で一気に視界が開けるような開放感と哀愁が同居するハーモニー設計は、聴き手の涙腺を刺激する計算されたダイナミズムを持っています。

さらに特筆すべきは、緻密に練り上げられたWe Will あの場所で 歌い分けのボーカルワークです。以下の構成によって、2人の声質のコントラストが心理的効果を最大化させています。

  • Aメロ・Bメロの静寂と叙情:ATSUSHIのシルキーで繊細なウィスパーボイスが、孤独な夜の情景を静かに描き出し、続いてSHUNの乾いた温かみのある歌声が、言葉の意味を噛み締めるように低音で響く。
  • サビの対位法的な重なり:メインメロディを力強く牽引する清木場の太いボーカルに対し、ATSUSHIが高音域で極上のフェイクとコーラスを絡ませる。主旋律とオブリガートが対等にぶつかり合い、感情の波を押し上げる。
  • 大サビの感情爆発:楽曲のクライマックスにおいて、2人のユニゾンが熱を帯び、最後はSHUNの魂のシャウトとATSUSHIのロングトーンが一体化して余韻を残す。

洗練されたブラックミュージック由来のR&Bフィーリングを持つATSUSHIと、尾崎豊や長渕剛に影響を受けた無骨なロック魂を宿す清木場俊介。対極のルーツを持つ2人の個性が、原一博氏のドラマティックな旋律の上で見事な化学反応を起こした結果、時代を超えるマスターピースが誕生しました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest