遠藤憲一の妻の写真は?元女優の素顔と恐妻愛が紡いだ奇跡の逆転劇
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二人の出会いは、昭和の熱気が残る1980年代半ば、遠藤が20代半ばの頃にさかのぼります。当時、劇団無名塾を退所後に小劇場の世界で模索していた遠藤が、自身で脚本・演出を手がけた自主公演のオーディションを行った際、キャストのひとりとして応募してきたのが昌子さんでした。
稽古を重ねるなかで、遠藤は昌子さんの知性、凛とした芯の強さ、そして何事にも動じない胆力に急速に惹かれていきます。公演終了後、遠藤からの猛アプローチが始まりました。毎日のように電話をかけ、不器用ながらも一途な想いをぶつけ続けたといいます。昌子さんは最初、破天荒で感情の起伏が激しい遠藤に戸惑いを見せていたものの、演技に対する底知れぬ情熱と、子どものように純粋な人間性に次第に心を許していきました。
約4年間の交際期間を経て、二人が婚姻届を提出したのは1990年、遠藤が29歳になる年でした。当時の遠藤は俳優としての収入だけでは到底食べていけず、下積みの極貧生活を送っていました。四畳半のアパートで将来の見えない下積み俳優を支え続けた昌子さんの覚悟と献身がなければ、今日の国民的俳優は誕生していなかったと言っても過言ではありません。