妊娠初期のお腹のチクチク痛はなぜ?原因と流産兆候の見分け方

妊娠初期のお腹のチクチク痛はなぜ?原因と流産兆候の見分け方について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。

お腹の痛みの出どころは、子宮本体だけとは限りません。妊娠に伴うホルモンバランスの劇的な変化は、母体の全身組織に影響を及ぼします。

まず注目すべきは、子宮を骨盤内で支えている「円靭帯(えんじんたい)」の影響です。子宮が卵の大きさから握りこぶし大へと急速に大きくなるにつれ、この靭帯が強く引っ張られます。これにより、妊娠超初期から下腹部の左右どちらか、あるいは足の付け根(鼠径部)にかけてピキッとした鋭い痛みが走る「円靭帯痛」が発生します。立ち上がった瞬間や体勢を変えた拍子に痛むのが特徴です。

また、妊娠維持に不可欠な黄体ホルモン「プロゲステロン」の大量分泌も見逃せません。プロゲステロンには筋肉の緊張を緩める作用があり、子宮の過度な収縮を防ぐ一方で、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動まで低下させてしまいます。その結果、妊娠初期特有のつわりと並行して、便秘やガス溜まりによる強い腹痛・お腹の張りが引き起こされ、これが子宮の痛みのように感じられるケースも多々あります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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