クロスフィットとは?きつすぎる理由と劇的効果の真相を徹底解剖

クロスフィットとは?きつすぎる理由と劇的効果の真相を徹底解剖とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

クロスフィットとは、2000年にアメリカで設立されたフィットネス団体、およびその独自のトレーニングプログラムを指します。最大の特徴は、「歩く・走る・起き上がる・跳ぶ・持ち上げる・押す・引く」といった人間の基本的な日常動作(ファンクショナルムーブメント)をベースに採用し、それらを「高い運動強度」かつ「毎回異なるバリエーション」で連続して行う点にあります。

一般的に広く普及している総合型フィットネスクラブの筋トレとの違いは、トレーニングの目的に色濃く現れています。マシンジムで行うウエイトトレーニングの多くは、胸(大胸筋)や腕(上腕二頭筋)など「特定の筋肉を単一で孤立させて肥大させる(アイソレーション種目)」ことが主眼です。これに対し、クロスフィットは全身の関節と筋肉を連動させる複合運動(コンパウンド種目)のみで構成されます。ウエイトリフティング、体操(自重トレーニング)、カーディオ(有酸素運動)の3要素を融合させ、心肺機能、スタミナ、筋力、柔軟性、パワー、スピード、コーディネーション、俊敏性、バランス、正確性の「10の身体能力」を満遍なく底上げすることを目指します。

クロスフィットを行う施設は、一般的なジムと区別して「ボックス(BOX)」と呼ばれます。一般的なジムに見られるようなきらびやかな鏡張りや大型筋トレマシンはほとんど置かれておらず、無骨なコンクリート床にバーベル、ケトルベル、吊り輪、ロープ、プライオボックス(跳び箱のような木製台)が整然と並ぶガレージのような空間が特徴です。

練習は基本的に1クラスあたり60分前後のグループレッスン形式で進行します。その中核を担うのが、日替わりで設定される「WOD(Workout of the Day:本日のワークアウト)」です。参加者全員が同じ課題に向き合い、制限時間内にどれだけ多くのラウンドをこなせるか(AMRAP)、あるいは指定された回数をいかに速くクリアできるか(For Time)に挑みます。毎日訪れるたびに全く異なるメニューが課されるため、身体への刺激がマンネリ化せず、アスリートのように自らの限界に挑戦できる設計がなされています。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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