羊羹にカビが生えたら削れば食せる?専門家が語る危険な罠と真実

羊羹にカビが生えたら削れば食せる?専門家が語る危険な罠と真実とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

羊羹の種類によっても、カビの生えやすさや変質のスピードには劇的な違いが存在する。鍵を握るのは食品中の自由水の割合を示す「水分活性」という指標だ。

じっくりと練り上げられて砂糖濃度が高められた煉羊羹は、水分活性が低く抑えられており、本来は微生物が繁殖しにくい構造を持っている。そのため未開封状態であれば非常に長い賞味期限が設定されていることが多い。一方で、水分を多く含む水羊羹や生菓子に近い製品は水分活性が高く、カビや細菌にとって絶好の繁殖床となる。ただし、煉羊羹であっても空気中の湿気を吸湿したり、包丁や手から水分や雑菌が移ったりすると、表面から一気にカビが繁殖し始める。砂糖が防腐効果を果たすという過信は、家庭内での事故を引き起こす一因となり得る。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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