山本美香の遺体搬送と最期の瞬間|シリア銃撃の真相と遺された証言
今注目を集めている 山本美香の遺体搬送と最期の瞬間|シリア銃撃の真相と遺された証言について、多角的な視点をご紹介しています。
最前線の病院で死亡が確認された山本美香氏の遺体は、反体制派の手によってシリア北部から国境を越え、隣国トルコ南部のキリスにある県立病院へと搬送されました。現地に駆けつけた日本大使館関係者や佐藤氏立ち会いのもとで遺体確認が行われ、公式に山本氏本人であることが確認されました。
その後、遺体はイスタンブールを経由し、民間機によって2012年8月25日に成田空港へ到着。家族や関係者が待ち受ける中、無言の帰国を果たしました。到着直後、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊によって遺体は東京大学医学部付属病院へと移送され、国外での事件捜査の一環として司法解剖が実施されました。
司法解剖の結果、山本氏の体内には複数の銃弾痕があり、直接の死因は頸部銃創による頚髄および内頸動脈の損傷、それに伴う失血死であったことが判明しました。首を撃ち抜かれたことによるほぼ即死の状態であったと推測され、右腕などにも重い損傷が残されていました。防弾チョッキを着用していたものの、保護されていない首周辺を至近距離から正確に狙われた形跡があり、無差別ではなく記者を標的にした狙撃の可能性も指摘されました。