都営地下鉄と東京メトロはなぜ合併しない?二重運賃が続く真相【2026年最新】

都営地下鉄と東京メトロはなぜ合併しない?二重運賃が続く真相【2026年最新】の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

地下鉄一元化をめぐっては、一般的なイメージと実態の間にいくつかの大きな誤解が存在します。

第一の誤解は、「合併すればすべての運賃が一律で安くなる」という思い込みです。もし完全統合して東京メトロの運賃テーブルに一本化した場合、全体の運賃収入は数百億円規模で減少します。減収分を補填するためには、全体の運賃水準を底上げ(値上げ)するか、設備投資を抑制せざるを得ません。結果として、乗り換えをしない単一路線ユーザーにとっては「値上げ」になりかねないという構造的ジレンマが存在します。

第二の盲点は、「線路や車両を自由に相互運用できるようになる」という技術的誤認です。都営新宿線は京王線との直通のため全国的にも珍しい1372mm(馬車軌間)を採用しており、大江戸線はリニア誘導モーター方式、浅草線や銀座線・丸ノ内線は1435mm(標準軌)、日比谷線や千代田線などは1067mm(狭軌)です。組織を1つに統合したところで、車両や線路の共用による大幅なコスト削減効果は期待できないのが現実です。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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