「持ってくる」英語はBringで正解?ネイティブが抱く違和感の真相

「持ってくる」英語はBringで正解?ネイティブが抱く違和感の真相について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をお届けします。

日本人が無意識に陥るもう一つの落とし穴が、連れてくる英語と持ってくるの違いです。日本語では「友達をパーティーに持ってくる」とは言わず「連れてくる」と言い換えますが、英語のbringは無生物だけでなく人間やペットに対してもそのまま適用されます。「Can I bring my friend to the party?」という表現は文法的に完璧であり、何ら失礼には当たりません。

しかし、実際の会話ログを分析すると、日本人は「連れてくる」を直訳しようとして「lead(導く)」や「guide(案内する)」、あるいは「take someone」を不自然な文脈で多用してしまう傾向が見受けられます。相手の主催するイベントに同伴者を伴う場合は、あくまで「bring someone along(〜を一緒に連れてくる)」が最も自然なコロケーションです。

また、過去の事実を述べる際のbring過去形と用法詳細まとめについても正確な理解が不可欠です。bringの過去形・過去分詞は不規則変化の「brought(ブラウト)」であり、buyの過去形「bought(ボウト)」との混同が後を絶ちません。発音の綴りにおいて「r」が入っているかどうかが致命的な意味の差を生みます。

「I brought the sample from the warehouse.(倉庫からサンプルを持ってきました)」
「I bought the sample from the warehouse.(倉庫からサンプルを買い取りました)」

アルファベット1文字、舌の位置ひとつの違いで「単なる社内移動」が「購買調達の費用発生」へと意味が激変してしまいます。法務や調達が絡むシビアなビジネス現場において、この混同は笑い話では済まされません。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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