実はすももと同じ?プラムとはどんな果物?プルーンとの違いや旬を徹底解説
実はすももと同じ?プラムとはどんな果物?プルーンとの違いや旬を徹底解説とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
一見すると同じように見えるプラムですが、品種ごとに外皮の色、果肉の色、酸味と甘みの比率は劇的に異なります。全国の青果市場で愛される主力品種を整理しました。
1. 大石早生(おおいしわせ)
国内生産量が最も多いポピュラーな早生種。完熟すると鮮やかな赤色に染まり、果汁が非常に豊富です。しっかりとした酸味と爽快な甘みのコントラストが際立ち、初夏の疲れた身体に心地よい清涼感を与えてくれます。
2. ソルダム
外皮が緑色〜まだら模様のまま熟す個性派品種。外見からは想像がつかないほど、果肉内部は濃いルビー色に染まります。酸味が控えめでコクのある甘みが強く、プラム愛好家から長年根強い支持を集めています。
3. 太陽(たいよう)
山梨県で誕生した晩生の代表格。果皮は深みのある濃い紫赤色で、果肉は乳白色。完熟すると酸味が抜け、豊かな芳香と芳醇な甘みが生じます。日持ちが良い点もギフトとして重宝される理由です。
4. 最高峰のプレミアム品種「貴陽(きよう)」
プラム界の常識を覆したのが、山梨県南アルプス市の篤農家・高野氏が長い歳月をかけて育成した「貴陽」です。1玉の重量が200g〜300g前後に達し、過去には世界一重いすももとしてギネス記録に認定された実績を持ちます。 その最大の特徴は、桃に匹敵する糖度16〜18度という極上の甘みと、驚くほど滑らかな果汁の量です。しかし貴陽は自家不和合性(自分の花粉では受粉しない性質)が極めて強く、花粉の採取から手作業での受粉作業、繊細な摘果管理に至るまで高度な技術を要します。生産量が限られるため、百貨店や高級果実店では1玉1,000円〜2,000円以上の高値で取引される最高峰のプラムです。