三重紐とは?帯結びが劇的に華やぐプロの着付け術と100均代用ワザ
三重紐とは?帯結びが劇的に華やぐプロの着付け術と100均代用ワザについて押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。
現場の着付け師が口を揃えて強調するのは、「三重紐のセッティング位置が仕上がりの8割を決める」という事実です。どれほど手の込んだ羽根を作っても、土台となる三重紐の締め加減が甘ければ、時間の経過とともに帯全体が背中から滑り落ちてしまいます。
プロが実践する三重紐の使い方の基本ステップは次の通りです。
- 装着位置の決定:帯を胴に2周巻いた後、帯の上線(一番高い位置)にゴムの中心を合わせます。帯枕を使用する場合は、帯枕のすぐ真下にピタリと沿わせるのが鉄則です。
- テンションをかけて前結び:背中のゴムが緩まないよう、両脇から前へしっかりテンションをかけて引き出します。みぞおち付近でしっかりと本結びまたは蝶結びにし、余った紐の端は前帯と伊達締めの間に深く入れ込んで完全に隠します。
- 羽根の通し順:三重になっているゴムのうち、「最も背中側(奥)のゴム」から順番に帯の羽根を上から下(または下から上)へと通していきます。奥から手前へと順序立てて挟み込むことで、手前の羽根が奥のゴムの境目を綺麗に覆い隠してくれます。
帯結びの最中にゴムがねじれてしまうと、帯地に余計な摩擦やシワが生じます。通す際はゴムを平らに保つよう意識することが、崩れにくく美しいシルエットをキープする秘訣です。