目の黒い点、放置で失明も?飛蚊症と網膜剥離の危険な見分け方
目の黒い点、放置で失明も?飛蚊症と網膜剥離の危険な見分け方についての疑問解決ガイドをご紹介します。
視界の内部ではなく、鏡で自分の顔を見たときに「白目の一部に黒いシミや斑点がある」と気づくケースもあります。この現象の代表例が「結膜母斑(けつまくぼはん)」、いわゆる白目のほくろです。
結膜母斑は、紫外線や慢性的な摩擦刺激などによって結膜の基底層にあるメラノサイトが活性化し、メラニン色素が沈着することで生じます。10代〜20代の若年層から発症することも多く、基本的には良性腫瘍であるため視力低下を招くことはありません。外見上の見た目が気になる場合は、レーザー照射による色素除去や切除手術によってきれいに除去することが可能です。
警戒すべきは、極めて稀ながら白目に生じる「悪性黒色腫(メラノーマ)」です。次のような兆候が見られる場合は、皮膚科領域のメラノーマ同様、迅速な病理診断が求められます。
- 短期間(数ヶ月単位)で黒い斑点のサイズが明らかに拡大している
- 平坦だったシミが徐々に盛り上がり、表面がゴツゴツと隆起してきた
- シミの周囲に異常な充血(太い血管の進入)が見られる
- 境界線がぼやけており、色調に濃淡のムラがある