本村洋が変えた司法の真相|被害者参加制度の知られざる軌跡と2026年最新動向
本村洋が変えた司法の真相|被害者参加制度の知られざる軌跡と2026年最新動向の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
個人の戦いは、やがて制度を変える巨大なうねりへと発展した。本村氏は、弁護士の妻を強盗殺人事件で奪われた岡村勲弁護士らが中心となって結成した「全国犯罪被害者の会(あすの会)」に参画。志を同じくする遺族たちとともに、国会や法務省へ粘り強いロビー活動を展開した。
その結実として2004年に犯罪被害者等基本法が成立し、2008年には刑事裁判に遺族が直接関与できる「被害者参加制度」が導入された。法廷で被告人に直接質問を投げかけ、心情を意見陳述し、求刑についての意見を述べる権利。かつて蚊帳の外に置かれていた被害者遺族に、当事者としての確固たる地位が法的に与えられた瞬間だった。