「ずーしーほっきー」なぜ人気?北斗市キモカワの正体と誕生秘話

「ずーしーほっきー」なぜ人気?北斗市キモカワの正体と誕生秘話の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

ずーしーほっきーは、単なる行政の悪ふざけや偶然の産物ではありません。その誕生の背景には、公立はこだて未来大学(システム情報科学部)と北斗市による極めて論理的かつ戦略的な産学連携プロジェクトが存在します。

2016年3月の北海道新幹線開業を控え、新駅「新函館北斗駅」を擁する北斗市には大きな課題がありました。隣接する観光都市・函館市の圧倒的な知名度の陰に隠れ、新幹線が停まる北斗市自体の認知度が全国的に著しく低かった点です。

「無難なキャラクターを作っても、全国に埋もれて一瞬で忘れ去られる」という強烈な危機感のもと、同大学の学生たちによって複数のデザイン案が練り上げられました。最終選考に残った5つの候補(カニやトマトをモチーフにした王道キャラを含む)をもとに、2013年11月に市民投票および学生投票が実施されます。

投票の結果、異彩を放っていた「ずーしーほっきー」が他候補を大きく引き離して圧倒的1位を獲得。市議会や行政内部でもその攻めたデザインに賛否両論が巻き起こりましたが、「北斗市の名前を全国に知らしめる」という当初の目的を貫き、正式採用に踏み切りました。結果として、発表直後から全国メディアやネットニュースがこぞって取り上げ、広告費換算で数億円規模に匹敵する劇的なPR効果を叩き出すことになったのです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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