えんどう豆とグリンピースの違いとは?同じ植物の真相と見分け方を徹底検証
えんどう豆とグリンピースの違いとは?同じ植物の真相と見分け方を徹底検証の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
エンドウの複雑さを助長しているのが、品種改良によって細分化された色と形態のバリエーションです。店頭で見かける豆の品種は、用途に合わせて大きく「サヤ用」「実用」「完熟用」に設計されています。
まず混同しやすいのが「サヤエンドウ」と「スナップエンドウ」の境界線です。サヤエンドウは実がほとんど太くならない若サヤ専用品種であり、サヤの内側にある硬い筋や薄膜が柔らかい段階で食します。対するスナップエンドウ(正式名:スナックエンドウ)は、アメリカから導入された交配種であり、サヤが肉厚で柔らかく、かつ中の実がグリンピース並みに大きく成長してもサヤごとパリパリと食べられる画期的な品種です。
一方、完熟乾燥豆の世界では「青えんどう」と「赤えんどう」の二大系統が明確な役割分担を形成しています。 赤紫色の花を咲かせる系統から採れる「赤えんどう」は、古くからみつまめや豆大福のアクセントとして親しまれてきました。独特の渋みと硬質なホクホク感があり、塩茹でにして和菓子を引き締める名脇役です。 これに対し、白い花を咲かせる系統から採れる「青えんどう」は、熟しても実が緑色を保ちます。甘く煮詰めて潰した「うぐいす餡(青つぶあん)」の原料となるほか、油で揚げて塩を振ったスナック菓子「フライビーンズ」の素材としても定着しています。