顔の稗粒腫の原因と治し方|自分で針は危険?皮膚科の費用と除去法
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目の周りにポツポツができた場合、自己判断で稗粒腫と決めつけるのは危険です。臨床上、非常によく似た症状でありながら、治療アプローチが根本から異なる皮膚病変が存在するためです。とりわけ鑑別が必要とされるのが「汗管腫(かんかんしゅ)」です。
汗管腫は、真皮内にある汗を分泌する器官「エクリン汗腺」の管が増殖して生じる良性腫瘍です。稗粒腫が「白く硬い球状で、表皮の浅い層に存在する」のに対し、汗管腫は「肌色〜やや褐色を帯びた平たい盛り上がりで、真皮深層に根を張っている」という明確な相違点があります。汗管腫に対して針で穴を開けて押し出そうとしても、中から角質の塊は一切出てこず、単に出血と組織損傷を招くだけです。
正確な診断を下すためには、皮膚科専門医がダーモスコピー(特殊な拡大鏡)を用いて病変の内部構造を観察することが不可欠です。