イオン1号店はどこ?四日市発祥の歴史と跡地の現在を徹底追跡
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「イオンの1号店はどこか」という問いに対して、流通の専門家や社史編纂に携わった関係者は一様な即答をしません。その理由は、イオンという流通コングロマリットが、単一の店舗から一直線に巨大化したのではなく、歴史的合流と業態転換を繰り返して形成されたためです。
グループの歴史的源流を辿ると、発祥の地は三重県四日市市に行き着きます。江戸時代中期の1758(宝暦8)年、初代岡田惣左衛門が四日市久六町において篠原屋の屋号で太物(綿織物商)を創業したことが、公式社史におけるイオンの原点です。その後、明治時代に「岡田屋」へと改称し、昭和の戦後復興期を経て総合スーパーへの道を切り拓きました。
一方で、現在のスーパーマーケット事業の直接の母体である「ジャスコ」としての1号店、さらには看板として「AEON(イオン)」を初めて掲げた店舗はそれぞれ別に存在します。社史や公式開示資料を照合すると、一般に語られる「1号店」には主に3つの画期が存在することが確認できます。