太陽の表面は6000度なのに上空は100万度?コロナ加熱の謎と最新観測

太陽の表面は6000度なのに上空は100万度?コロナ加熱の謎と最新観測の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

太陽は地球のような固体の地面を持たず、全体が超高温のガス(プラズマ)で構成されています。中心の核から外側へ向けて放射層、対流層と続き、私たちが肉眼や望遠鏡で「丸い輪郭」として認識している層を光球(こうきゅう)と呼びます。この光球こそが、天文学において一般的に定義される太陽の表面です。

太陽の表面温度はおよそ約6000度(絶対温度で約5800K)に保たれています。厚さはわずか数百キロメートルほどしかありませんが、太陽内部の熱が光として宇宙空間へ解き放たれる境界線となっています。

最新の高解像度太陽望遠鏡で光球を拡大すると、表面全体がびっしりと無数の網目模様で埋め尽くされているのが確認できます。これは粒状斑(りゅうじょうはん)と呼ばれる構造で、1つの大きさが日本列島ほど(直径約1000〜1500km)に達します。内部の対流層から湧き上がってきた高温のプラズマが冷えて再び沈み込むという、激しい熱対流の現場がリアルタイムで刻まれているのです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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