ベッドサイドモニターの見方完全ガイド!波形と数値の読み解き方

ベッドサイドモニターの見方完全ガイド!波形と数値の読み解き方の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

Q1:SpO2の値が急に80%台まで低下しました。まず何をすべきですか?
A1:慌てて酸素流量を上げる前に、まずプローブが外れていないか、指先が極端に冷たくなっていないか、SpO2脈波が乱れていないかを確認します。同時に患者さんの呼吸様式(陥没呼吸や努力呼吸の有無)や口唇色を観察してください。波形が乱れている場合は反対側の温かい指や耳朶にプローブを付け替えて再測定します。本当に低酸素状態にあると判断した場合は、速やかに気道確保と酸素投与を行い、医師に報告します。

Q2:心電図の誘導(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、NASA、CC5など)はどう使い分けるのですか?
A2:病棟の3点誘導モニターでは、通常「Ⅱ誘導」が基本設定として用いられます。Ⅱ誘導は心臓の電気軸に最も近く、P波とQRS波が明瞭に確認できるため不整脈の検出に最適です。虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の疑いがある患者では、前壁・側壁のST変化を捉えやすいCC5誘導やNASA誘導が選択されることがあります。

Q3:モニターの呼吸数が実際の呼吸数と大きくズレるのはなぜですか?
A3:モニターの呼吸数は、胸部電極間のインピーダンス(電気抵抗)の変化を胸郭運動として検知しています。そのため、体動やため息、浅い呼吸、心拍に伴う細かな胸壁の震えを呼吸として誤カウントしてしまうことがあります。呼吸数に関してはモニター数値を鵜呑みにせず、1分間の胸郭の上下動を目視で実測することが看護の鉄則です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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