陣痛が遠のく…微弱陣痛とは?原因と赤ちゃんへの影響・対処法解説

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陣痛が弱い状態を放置すると、お産全体の所要時間が初産婦で30時間、経産婦で15時間を超える「分娩遷延(ぶんべんせんえん)」に陥ります。お産が長引くことは、単に母親が苦しいだけでなく、母子ともに明確な医学的リスクをもたらします。

特に注視すべきは赤ちゃんへの影響です。陣痛のたびに胎盤への血流は一時的に減少しますが、正常な間隔であれば収縮の合間に赤ちゃんへ十分な酸素が供給されます。しかし、微弱陣痛に伴って分娩が長時間化し破水から時間が経過すると、子宮内感染のリスクが跳ね上がります。さらに、長時間の圧迫やストレスによって赤ちゃんが低酸素状態に陥る胎児機能不全を引き起こす危険が高まるのです。

胎児の心音をモニターする分娩監視装置(CTG)で心拍数低下(徐脈)などの異常波形が確認された場合、胎児からの「これ以上持ちこたえられない」という危険シグナルと判断されます。また母体側にとっても、体力の限界、産道損傷、出産後に子宮がうまく縮まない「弛緩出血」による大量出血など、産後の回復に大きく響く合併症のリスクが増大します。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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