忍野八海の正しい読み方とは?由来や8つの池の魅力・観光情報を徹底解説
忍野八海の正しい読み方とは?由来や8つの池の魅力・観光情報を徹底解説の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。
忍野八海は、厳密には特定の8つの湧水池を指します。中心街にある人工池(中池)と混同されがちですが、本来の8つの池の名前、読み方、それぞれの特徴は次の通りです。
1. 出口池(でぐちいけ)
忍野八海の中で最大面積を誇る池。他の7つの池から約1kmほど離れた静かな森の中にあり、「清印(せいいん)」の霊場とも呼ばれます。静寂に包まれた落ち着いた雰囲気が特徴です。
2. お釜池(おかまいけ)
面積こそ八海の中で最も小さいものの、中央の湧水孔は水深約4mあり、すり鉢(釜)のような形状をしています。コバルトブルーに澄み渡る深い青色が印象的です。
3. 底抜池(そこなしいけ)
資料館「榛の木林資料館」(有料)の敷地内に位置する池。洗い物を誤って落とすと底知れぬ深みへ吸い込まれ、隣のお釜池に浮かび上がったという神隠しのような伝説が残されています。
4. 銚子池(ちょうしいけ)
お酒を注ぐ「銚子(ちょうし)」の形に似ていることから名付けられた池。池底の砂地から水がこんこんと湧き出ている様子が肉眼で観察できます。
5. 湧池(わくいけ)
忍野八海を代表する湧水量No.1の池(毎秒約2.2立方メートル)。売店や観光案内所が立ち並ぶ中心街に位置し、水深約5mの底まで透き通る圧倒的な透明度で観光客が最も多く集まります。
6. 濁池(にごりいけ)
阿原川と合流する位置にある池。名前には「濁」と付きますが水自体は非常に澄んでおり、一杯の水を求めたみすぼらしい行者に水を断った途端、池の水が濁ったという伝説に由来します。
7. 鏡池(かがみいけ)
風が止むと水面が鏡のようになり、見事な「逆さ富士」を映し出すことで有名な池。善悪を見分ける神秘的な池として信仰を集めていました。
8. 菖蒲池(しょうぶいけ)
池の周囲にショウブが自生していることから命名された池。菖蒲を体に巻いて祈願すると病気が平癒したという言い伝えがあります。