100均で超簡単!椅子の背もたれカバー作り方とズレない裏ワザを徹底解説

100均で超簡単!椅子の背もたれカバー作り方とズレない裏ワザを徹底解説に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

手作りカバーで最も頻発するトラブルが、「座ったり立ち上がったりするたびにカバーが上にずり上がってしまう」という現象です。この原因は、採寸時の厚み計算不足と、裾の固定力不足にあります。

美しくフィットさせるための椅子背もたれカバー寸法の測り方は、以下の計算式を厳守することが鉄則となります。

・必要生地の横幅 = 背もたれの最大幅 + 背もたれの厚み + 左右の縫い代(各2cm計4cm)
・必要生地の縦幅 = (背もたれの高さ + 背もたれの厚み)× 2 + 裾の折り返し代(上下各3〜4cm)

背もたれは平面的に見えても、実際には3cm〜7cm程度の厚みが存在します。この厚みを加算せずに「幅×高さ」だけで布を切ってしまうと、布地がパツパツに張り詰めてしまい、かぶせることすらできなくなります。

カバーのホールド力を決定づけるのが、椅子背もたれカバーゴムの付け方です。洋裁パターン設計の専門データ(『カタガミ』公開基準)によると、裾に通す平ゴムの長さは「背もたれ裾周りの実寸に対して約85%」に設定するのが最適なテンションを生み出す黄金比とされています。

例えば、背もたれの裾周り(全周)が90cmの場合、通すゴムの長さは約76.5cm(90cm × 0.85)+結び代・重なり代2cmとなります。ゴムが緩すぎると摩擦でずり上がり、逆に70%以下まで短く締め付けすぎると、生地に不自然なギャザーが寄りすぎて見た目を損ねるだけでなく、椅子のフレームを傷める恐れがあります。

なお、オフィスチェアのように裾にゴムを通すスペースがない形状や、下部が太くなっている扇型の背もたれには、ゴムの代わりに「共布(同じ生地)で作った紐」を裾の左右に取り付け、背面の裏側でリボン結びにする方式が適しています。椅子の形状を選ばず、締め付け具合をいつでも微調整できる実用的な手法です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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