プロが明かすガーデンクォーツ偽物の見分け方と悪質合成品の全貌

今注目を集めている プロが明かすガーデンクォーツ偽物の見分け方と悪質合成品の全貌について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

鉱物学的な視点からアプローチすると、偽物の製造手法は大きく分けて「合成水晶」と「練り水晶(再結晶・溶融ガラス)」の二つに分類される。19世紀のドイツの鉱物学者フリードリヒ・モースが定めたモース硬度において、水晶は硬度7という極めて高い硬度を誇る。しかし、ガラスや低品質な練り水晶の場合、硬度は5〜6程度にとどまるため、硬度計や特定の比較基準を用いることで物理的な強度の違いが明白になる。

オートクレーブを用いて人工的に成長させた合成水晶は、化学組成や結晶構造こそ天然の水晶とほぼ同一である。しかし、天然の環境下で何百万年もの時間をかけて成長した結晶とは異なり、種結晶の痕跡や人工的な成長線が残ることが多い。特にガーデンクォーツのような複雑な内包物を含む水晶を人工的に完璧に再現することは原理的に困難であり、多くの場合は天然水晶をくり抜いて樹脂と偽インクルージョンを詰める加工が施される。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest