円の方程式を完全攻略!標準形・一般形の使い分けから接線の裏ワザまで
円の方程式を完全攻略!標準形・一般形の使い分けから接線の裏ワザまでの特集記事を解説します。役立つ情報が詰まっています。
円の方程式をマスターする第一歩は、円の方程式の公式における2つの基本形態──「標準形」と「一般形」の構造的特徴を正しく把握することです。
平面上において、中心の座標が $(a, b)$、半径が $r$(ただし $r > 0$)である円の方程式は、三平方の定理(2点間の距離の公式)から直接導かれ、以下の標準形で表されます。
$$\mathbf{(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2}$$
標準形の最大の強みは、円の中心と半径が一目で読み取れる点にあります。これに対し、標準形を展開して式を整理したものが以下の一般形です。
$$\mathbf{x^2 + y^2 + lx + my + n = 0}$$
一般形から中心と半径を求めるには、平方完成を行って $(x + \frac{l}{2})^2 + (y + \frac{m}{2})^2 = \frac{l^2 + m^2 - 4n}{4}$ と変形する必要があります。このとき、右辺の値($l^2 + m^2 - 4n$)が正でなければ実体としての円は存在しません($0$ ならば点、負ならば実数解を持たない図形となります)。