タイ小売ビジネス激変の真相!現場取材で見えた越境Ecの勝機
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「従来のやり方で店頭にモノを並べるだけでは、半年と持たない」。バンコク市内で日本製品の輸入卸を手がける日系商社幹部は、厳しい表情でそう語る。現地取材から浮き彫りになったのは、実店舗とデジタル販売網をいかに連動させるかという課題だ。
今、現地で高い利益率を叩き出しているプレイヤーには共通項がある。それは、実店舗を「ショールーム兼体験拠点」と割り切り、実際の購買行動やリピート注文をデジタルプラットフォーム上で完結させるハイブリッドモデルだ。とりわけ日本からの参入組にとって生命線となるのが、越境EC・サプライチェーンの再構築である。バンコク近郊の保税倉庫を活用した即日・翌日配送体制を整え、関税リスクを最小限に抑えながら小ロットでテストマーケティングを繰り返す手法が、現在の勝ち筋となっている。