『鬼滅の刃』玉壺の凄惨な過去と裏設定!異彩放つ血鬼術の真実
『鬼滅の刃』玉壺の凄惨な過去と裏設定!異彩放つ血鬼術の真実にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
アニメ本編では自らを「至高の芸術家」と称し、冷酷無比な殺戮を繰り広げた玉壺。だが、彼がなぜこれほどまでに歪んだ美意識を持つに至ったのか。その凄惨な原点は、原作者・吾峠呼世晴による公式裏設定や関連書籍で明かされている。
人間時代の名は「益代(まなぎ)」。彼は沿岸部の貧しい漁村に生まれた。両親は漁に出て水死し、海岸に打ち上げられた変わり果てた遺体となって発見される。普通の幼子であれば絶望と悲しみに暮れる場面だ。しかし、益代の反応はあまりにも異常だった。水浸しで変形した親の遺体に美しさを見出し、以来、魚の死骸や動物の肉片を弄ぶ奇行を繰り返すようになる。
村人たちから忌み嫌われ孤立を深めた益代は、やがて自分をからかった村の子供を殺害し、魚を突く壺に詰め込むという惨劇を引き起こす。怒り狂った子供の親によって銛で突き刺され、半死半生の状態で瀕死の重傷を負っていたところを、無惨と遭遇。鬼としての血を与えられ、「玉壺」という怪物が誕生した。あの不気味な壺への執着と、魚類をモチーフにした血鬼術の原点は、この生々しく鬱屈した人間時代の狂気に根ざしていたのだ。