早見あかりのももクロ時代と脱退の真相|青のサブリーダーが残した伝説
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早見あかりがももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)に加入したのは、グループ結成間もない2008年11月のことでした。スラリとした長身とクールで彫りの深い美貌を持ち、ファンからは「あかりん」の愛称で親しまれました。彼女に与えられたポジションは、メンバーカラー「青」、そしてグループの舵取りを担うサブリーダーでした。
当時のももクロは、ワゴン車1台で全国のヤマダ電機の店頭を巡り、無料のミニライブと握手会を繰り返す過酷な「下積み時代」の渦中にありました。リーダーの百田夏菜子が天真爛漫な太陽としてグループを牽引する一方、早見あかりは持ち前の聡明さと鋭い観察眼でライブのMCを一手に引き受け、暴走しがちなメンバーたちを巧みにフォローする「現場のまとめ役」として機能していました。
特に象徴的だったのが、百田夏菜子とのコンビ関係です。百田のチャームポイントである「おでこ」と早見のキリッとした「太眉」から名付けられた「デコまゆ」コンビは、ファンの間でも絶大な人気を誇りました。早見は百田にとって、リーダーとしての重圧を分かち合える唯一無二の相談相手であり、精神的支柱そのものだったと当時のスタッフや関係者も証言しています。
クールなルックスとは裏腹に、全力で変顔を披露し、激しいダンスパフォーマンスを笑顔でこなす姿は、まさに黎明期ももクロの泥臭い全力主義を体現していました。ステージ上の早見あかりが見せたストイックなプロ意識は、初期ももクロがアイドル戦国時代を突破するための強力な武器となっていたのです。