原稿用紙の使い方・完全ガイド|プロが教える句読点・かぎかっこ・数字の正しい作法
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原稿用紙の使い方で最も質問が多く、かつ最も誤用が多い項目が句読点(。・、)とかぎかっこ(「」)の扱いだ。Pitaritをはじめ複数の教育系サイトの調査でも、この2点が初学者の「つまずきポイント第1位・第2位」として挙げられている。
句読点の位置ルール
句読点には鉄則がある。句読点は行頭の最初のマスに書いてはいけない。なぜなら、句読点が行頭に来ると「文章がそこで始まる」と誤読されるリスクがあり、日本語の文章作法として不自然だからだ。
では行末に句読点が来てしまったときはどうするか。方法は主に2つある。
①前の行の最後のマスに、文字と句読点を一緒に書く(同マス処理)。例えば、最後の文字「た」のマスに「た。」を一緒に収めるやり方だ。これが最もオーソドックスな方法で、学習塾まなびやの作文指導でも推奨されている。
②欄外(行の外側)に書く。原稿用紙の枠の外、行の延長線上に句読点を書く方法。特に出版社向けの原稿では昔からこの方式が使われてきたが、学校の宿題レベルでは①の同マス処理の方が無難だ。
かぎかっこの使い方ルール
かぎかっこにも厳密なルールが存在する。開きかっこ「(」は行末には置かないのが原則だ。行末に開きかっこが来る場合は、次の行の最初のマスに移す。一方、閉じかっこ」()は行頭でも可とされる場合があるが、学校教育の現場では「行頭に置かない」ことを徹底するケースが多い。
また重要なのが「文末の句点(。)とかぎかっこの関係」だ。会話文など、かぎかっこ内の文章が句点で終わる場合、句点(。)は閉じかっこ(」)の前に置くのが正しい。「こんにちは。」というように書き、「こんにちは」。という書き方はしない。さらに、閉じかっこ(」)の後に改めて句点(。)を打つ必要はない(地の文が続く場合は除く)。
Pitaritの解説記事では、「文末の『。』と閉じかっこ『」』は同じ1マスに入れる」というルールも紹介されており、これはある縦書き出版物の慣習から来ている。ただし学校の作文指導では「句点は別マス」とする教え方も存在するため、担当教師の指示を最優先にすることが現実的だ。
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