スナップボタンの外し方完全ガイド!生地を傷めず外すプロの裏ワザ
スナップボタンの外し方完全ガイド!生地を傷めず外すプロの裏ワザにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
スナップボタンと一口に言っても、材質や留め具の構造によって攻略ルートは大きく異なります。対象に合わない方法をとると金具がねじ切れて生地を巻き込むため、種類別の適切なアプローチを把握しておきましょう。
まず、ハンドメイド愛好家の間で頻繁にトラブルとなるプラスナップの外し方(プラスチックスナップボタンの外し方)です。iFixitの修理ガイドでも推奨されている手持ち工具を用いた交換手法に基づくと、プラスナップは裏面(平らなヘッド側)の根元にある中心軸をニッパーで両側から挟み込み、少しずつ噛み切るのが最短ルートです。ハサミを使うと刃こぼれの原因になるため、必ず100円ショップでも手に入るホビー用ニッパーを使用してください。熱で溶かす裏ワザも一部で知られていますが、ポリエステルなど化繊の生地まで一緒に溶かしてしまう事故が後を絶たないため、物理的な切断が最も安全です。
次に、ジャケットや厚手アウターに多い金属スナップボタンの外し方です。金属製はカシメが極めて強固なため、裏側のリベット中央にある窪みにマイナスドライバーの先を当て、金具を内側にすぼめるように変形させて噛み合わせを解除します。
ベビー肌着やウエスタンシャツに見られるツメ式のアメリカンスナップの外し方については、放射状に生地を貫通している複数の金属爪(リング状パーツ)を、精密マイナスドライバーの先で1本ずつ外側へ起こしていく作業が確実です。爪をすべて起こせば、生地の織り目を裂くことなくスルリとパーツが脱落します。
取り外しが完了した後のスナップボタンの交換方法およびスナップボタンの修理では、同じ位置にそのまま新しいボタンを打ち込んではいけません。古いボタンを外した箇所は繊維が広がって強度が落ちているため、アイロン接着の補修芯地を裏面に貼り、厚みを補強してから新しいボタンを取り付けることで、既製品以上の強度を取り戻すことができます。