コムデギャルソンなぜ高い?全ライン違いと評判を徹底解剖【2026】
コムデギャルソンなぜ高い?全ライン違いと評判を徹底解剖【2026】についての真相をお届けします。
コムデギャルソンを語る上で欠かせないのが、創業者であり今なお筆頭デザイナーとして君臨する川久保玲の存在です。慶應義塾大学文学部を卒業後、繊維会社の宣伝部、フリーランススタイリストを経て、服作りの専門教育を一切受けることなく1969年にブランドを始動させた異色の経歴を持ちます。
1981年、パリコレ初参加時に発表したコレクションは、当時の西洋ファッション界を揺るがしました。華やかでボディコンシャスな服が主流だった時代に、全身穴の開いたボロボロの黒い服をまとわせたランウェイは、現地メディアから「ヒロシマ・シック」と揶揄されるほどの物議を醸しました。しかし、この「黒の衝撃」こそが、色彩や装飾に頼らずフォルムと素材の力だけで服の概念を解体・再構築する「脱構築(デコンストラクション)」の夜明けとなったのです。
過去の特番インタビューや公式な肉声において、彼女は一貫して「既存の価値観を壊し、新しいものを生み出すことだけにしか興味がない」と語っています。2017年にはニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)で、現役デザイナーとしてはイヴ・サンローラン以来史上2人目となる特別展が開催されるなど、服飾史における彼女の功績はすでに確立されています。