アイヌの聖地で息づく魂、二風谷コタンが紡ぐ伝統工芸の未来
アイヌの聖地で息づく魂、二風谷コタンが紡ぐ伝統工芸の未来にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
過疎化や高齢化といった地方特有の課題に直面しながらも、二風谷は「カルチャーツーリズム」の先進モデルとして国内外から熱烈な視線を浴びている。物見遊山の観光地化をあえて避け、訪れる人々に文化的な背景や自然観を学んでもらう「責任ある観光」の姿勢を崩さない。
大地を意味するアイヌモシリの概念に基づき、森を歩き、植物の採取作法を学び、川のせせらぎに耳を澄ませるエコツアーは予約が殺到する人気ぶりだ。自然から必要以上のものを奪わず、分かち合うという先住民族の知恵は、環境破壊や資源の枯渇に悩む現代社会に対して、極めて実践的なヒントを提示している。