お風呂で鼻血が出る原因と正しい止め方|危険な病気の見極め基準
お風呂で鼻血が出る原因と正しい止め方|危険な病気の見極め基準の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
入浴中の鼻血は、年齢層によってメカニズムや警戒レベルが大きく異なります。
幼児から小学生の子どもの場合、鼻の粘膜が成人に比べて極めて未発達で薄いことが根本にあります。お風呂に入って血行が良くなると同時に、痒みや違和感から無意識に指で鼻を触ってしまうことで粘膜を傷つけるケースが大多数を占めます。アレルギー性鼻炎を併発している子どもは特に粘膜が充血しており、入浴を機に連日出血することもありますが、大半は成長とともに粘膜が強化されて自然に減少します。
一方、中高年・高齢者における入浴時・お風呂上がりの鼻血は警戒が必要です。加齢に伴う動脈硬化が進んでいると、血管壁の弾力性が失われ、入浴時の血圧変動に耐えきれなくなります。特に鼻の奥深い動脈から出血する「後方鼻出血」は出血量が多く、小鼻の圧迫では止血できないため、専門器具によるタンポン留置や内視鏡下での電気焼灼術が必要となるケースが少なくありません。