レクサスはどこの国のブランド?北米発祥の意外な真相と誕生秘話を徹底解説
レクサスはどこの国のブランド?北米発祥の意外な真相と誕生秘話を徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
1980年代、日本の自動車メーカーは「壊れにくく経済的な大衆車」を作る国として世界中で評価を高めていた。しかし、メルセデス・ベンツのSクラスやBMWの7シリーズが君臨する高級車セグメントにおいては、日本車はまだ挑戦権すら与えられていない時代だった。
その高い壁を打ち破るべく、当時のトヨタ会長であった豊田英二氏のもとで始動したのが極秘開発計画「F1プロジェクト(Flagship 1)」だ。何百人ものエンジニアが最高峰の静粛性と滑らかな走行性能を追求し、1989年に満を持してアメリカで発売されたのが、初代「レクサス LS400」(日本名:初代トヨタ・セルシオ)である。
圧倒的な静けさと隙のない組み付け精度、それでいて競合車よりも魅力的な価格設定は、北米の自動車業界に激震を走らせた。ハリウッドのセレブリティや実業家たちがこぞってLS400を買い求め、「レクサス」の名はアメリカ全土に一気に浸透した。この鮮烈なデビュー劇が、アメリカ生まれの高級車というイメージを強く決定づけたのだ。