ルーターのネットランプ消灯はなぜ?故障を疑う前の原因と即復旧法
ルーターのネットランプ消灯はなぜ?故障を疑う前の原因と即復旧法に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
ルーター前面に配置されている「INTERNET」や「WAN」と印字されたランプは、宅内ルーターが外部のインターネット網と正常にセッションを確立できているかを示すバロメーターです。ここが消灯している場合、物理的な配線不良からネットワーク事業者のバックボーン障害まで、明確に4つのフェーズのどこかで通信が寸断されています。
第1に疑うべきは、ONU(光回線終端装置)とルーター間のリンク途絶です。壁の光コンセントから光ファイバーを通じて届いた信号をデジタルデータに変換するONUと、宅内に電波を飛ばすルーターを繋ぐLANケーブルに物理的な問題が生じているケースです。ケーブルの爪折れによる緩みや、家具の配置換えによる芯線の断線は、サポート現場でも毎日のように報告される典型例といえます。
第2に、プロバイダ(ISP)との認証エラーおよび契約上のセッション切断が挙げられます。従来のPPPoE接続におけるID・パスワードの不一致だけでなく、近年主流のIPoE(IPv4 over IPv6)接続環境下であっても、プロバイダ側の設備メンテナンスや回線切替処理のタイムラグによって一時的にIPアドレスの割り当てが停止することがあります。
第3に、機器内部のキャッシュ飽和とメモリリークです。長期間連続稼働しているルーターは、内部メモリに通信ログやセッション管理データが蓄積され、プロセッサが高負荷に陥って通信デーモンが停止することが珍しくありません。この場合、ルーター本体の電源ランプは点灯していても、インターネット接続プロセスだけがクラッシュしてランプが消灯します。
第4に、外部要因としての回線事業者・プロバイダの大規模通信障害です。NTT東日本・西日本のフレッツ網や、各社光コラボレーションの局舎内設備、ダークファイバー系回線の芯線トラブルなどが発生している場合、宅内設備がどれほど正常であってもインターネットランプは点灯しません。