20代で貯金1000万円は無理?割合と年収、新Nisa運用のリアル
20代で貯金1000万円は無理?割合と年収、新Nisa運用のリアルとはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
ネットやSNSで「20代で1000万円なんて絶対に無理だ」と主張される背景には、給与水準と生活コストの構造的なバランスが存在します。国税庁の民間給与実態統計調査によると、20代前半の平均年収は約270万〜300万円、20代後半でも約380万〜420万円程度です。ここから税金や社会保険料が引かれると、月の手取り額は17万〜25万円程度になります。
仮に手取り20万円の中から毎月3万円を地道に預金へ回したとしても、年間で貯まる額は36万円です。ボーナスから年14万円を足して年間50万円を貯蓄できたとしても、1000万円に到達するまでには単純計算で20年もの歳月がかかります。22歳で働き始めた場合、現金を貯めるペースのままでは40歳を過ぎてしまう計算です。
加えて、近年の生活必需品や家賃相場の上昇が可処分所得を圧迫しています。昇給ペースが緩やかな環境下で、特別な工夫や投資を行わずに「日々の節約と現金預金だけ」で大台を目指そうとすれば、途中で挫折し「無理だ」と感じてしまうのはごく自然な反応といえます。