北朝鮮の正式名称とは?日本での呼び方の理由や英語表記・歴史を解説
北朝鮮の正式名称とは?日本での呼び方の理由や英語表記・歴史を解説について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
呼称の違いは、当事国である韓国(大韓民国)との間においてさらに先鋭化します。韓国では北朝鮮のことを「朝鮮」とは呼ばず、「北韓(プッカン/북한)」と呼びます。
韓国側は朝鮮半島全体を「韓(大韓)」の領土と見なし、大韓民国憲法第3条において「大韓民国の領土は朝鮮半島およびその付属島嶼とする」と規定しています。そのため、韓国の立場からは「韓の国の北部地域を不法に実効支配している勢力」という意味合いを込めて「北韓」と呼ぶのが公式かつ日常的な表現です。
対する北朝鮮側も、韓国を国家として認めず「南朝鮮(ナムチョソン/남조선)」と呼んできました。互いに相手を正式な独立国ではなく自国領土の一部が分断された状態と位置づけてきたため、どのような漢字表記・言葉を用いるかが体制の正統性を巡る象徴的な争点であり続けています。