昭和レトロとDxが交差する北九州の夜——「小倉 居酒屋」が今、国内外の美食家を惹きつける理由
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小倉の居酒屋シーンにおいて、焼き鳥は魚と並ぶ二大巨頭だ。しかし、最近のトレンドはこれまでの「安くて旨い赤提灯」のイメージを覆す。地鶏の希少部位を一本ずつ丁寧に焼き上げ、それに最適な福岡の地酒やナチュラルワインを提案する「サードウェーブ系」の焼き鳥店が台頭している。
例えば、八女炭蘇鶏(やめたんそけい)などのブランド鶏を使用し、紀州備長炭で絶妙な火入れを行う。これに合わせるのは、糸島産の山田錦を使ったすっきりとした日本酒だ。単に飲むだけでなく、食材のストーリーや生産者の顔が見えるペアリング体験が、舌の肥えた現代のグルメたちを満足させている。