警視庁と警察庁の違いは?どっちが偉いか序列・年収・役割を徹底解説
警視庁と警察庁の違いは?どっちが偉いか序列・年収・役割を徹底解説について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
「警察組織で誰が一番偉いのか」という問いに対して、多くの人が「警察庁長官」と「警視総監」の力関係で迷います。結論から言えば、組織上の最高位は警察庁長官です。
警察法上、警察官の階級は「巡査」からスタートし、巡査長、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、そして最高位の「警視総監」までの9階級(巡査長は運用上の職位)と定められています。つまり、警視総監は警察法に規定された階級制度における頂点に位置し、日本全国で警視庁のトップただ1人だけに与えられる特別なポストです。
では、警察庁長官はどこに位置するのでしょうか。実は、警察庁長官には警察官の階級がありません。階級制度の枠外に置かれた特別な国家公務員であり、警察法第8条によって「警察庁の長として、警察庁の事務を統括し、全国の都道府県警察を指揮監督する」と規定されています。警視総監であっても警察庁長官の監督下にあるため、序列としては明確に警察庁長官が上位となります。
胸に付ける階級章を見てもその違いは歴然です。警視総監の階級章は金色の桜章が4つ並ぶ最高デザインですが、警察庁長官は階級章ではなく、金色の日章(五位光)があしらわれた独自の「長官章」を着用します。