なぜ元ボーイングから政界へ?新妻ひできの評判と現在の実績を徹底調査
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新妻ひでき氏の最大のアイデンティティは、政治の世界では極めて珍しい「第一線の航空宇宙エンジニア」という職歴にあります。愛知県で育った同氏は東洋大学附属牛久高校を経て東京大学工学部航空学科へ進学。同大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻の修士課程を1995年に修了しました。流体力学や構造力学の先端研究に打ち込んだ学生時代から、日本のモノづくりを世界レベルで牽引する志を抱いていたことが伺えます。
大学院修了後は川崎重工業に入社し、航空宇宙カンパニーに配属。その後、米国シアトルにあるボーイング社へ派遣され、次世代大型旅客機「ボーイング777」や「ボーイング787」の国際共同開発プロジェクトに直接参画しました。主翼可動翼の構造設計など、乗客の命を預かる極限の安全基準が求められる現場で約5年間にわたり外国人技術者たちと渡り合ってきた経験は、後の政策立案におけるリアリズムの源泉となっています。
そんな技術者が政界転身を決意した契機は、2011年の東日本大震災と、長引くデフレで地盤沈下を続ける日本の製造業への強い危機感でした。「現場の痛みがわかり、技術と産業の構造転換を国家戦略として描ける政治家が必要だ」という公明党からの強い要請を受け、2013年の第23回参議院議員通常選挙に比例代表区から出馬。初当選を果たし、政治家としてのキャリアをスタートさせました。