なぜヤクルト本社ビルは移転した?新橋跡地の現在と竹芝新拠点の真相
なぜヤクルト本社ビルは移転した?新橋跡地の現在と竹芝新拠点の真相とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
旧ヤクルト本社ビルの解体工事が完了した今、広大な跡地はどうなっているのか。現地を歩くと、かつてビルがそびえ立っていた区画は仮囲いで覆われ、周辺一帯を含めた大規模な地質調査や基盤整備が進められています。
この土地を買い取ったJR東日本は、品川駅や高輪ゲートウェイ駅から新橋・東京駅に至る東京南部・都心軸のまちづくり構想を推進しています。新橋駅東口エリアは、JR線、東京メトロ銀座線、都営浅草線、ゆりかもめが交差する超一等交通結節点でありながら、昭和期の古い雑居ビル群や狭隘な歩行者空間が長年の課題となっていました。
最新の開発方針によると、旧ヤクルト本社ビルの跡地は単独で中規模ビルを建て直すのではなく、隣接する鉄道高架下や周辺街区を一体化した「新橋駅東口・汐留結節点再開発」の核として位置づけられています。歩行者デッキの接続によって銀座エリアや汐留シオサイトへの回遊性を飛躍的に高め、商業施設・高度オフィス・滞留型広場を備えた新たな都市ゲートウェイへと生まれ変わる計画が具体化しています。