【2026年最新解剖】なぜあの人は何杯飲んでもケロッとしているのか?「お酒が強い人」の身体で起きている本当のこと
【2026年最新解剖】なぜあの人は何杯飲んでもケロッとしているのか?「お酒が強い人」の身体で起きている本当のこととはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
酒の強さを決定づける最大の要因は、体内に存在する二つの分解酵素だ。口から入ったアルコールは、まず胃や肝臓で「アルコール脱水素酵素(ADH1B)」によってアセトアルデヒドへと変えられる。このアセトアルデヒドこそが、悪酔いや頭痛、吐き気を引き起こす猛毒物質である。
続いて登場するのが「2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」だ。毒性の高いアセトアルデヒドを速やかに無害な酢酸へと分解する。お酒が強い人は、このALDH2の働きが非常に活発な「活性型」の遺伝子を親から受け継いでいる。東アジア人の約半数はこの酵素の働きが弱いか欠損しているが、残り半数の酒豪タイプは、生成された毒素を片端から処理する強力な化学プラントを肝臓内に持っているようなものだ。